産後うつになりやすい性格

産後うつにはなりやすい性格の人がいます。

仕事や家事に手を抜かず、何事にも一生懸命に取り組むまじめで頑張り屋の人は要注意です。

いわゆる完璧主義の人は力を抜くことなく取り組んでしまうので、

育児においては上手くいかずに煮詰まってしまうことが多い傾向にあります。

 

発散できない育児のストレス

産後直後のまだ回復していない体で、慣れない育児を行うという過酷な状況の中ですから、

とても大きなストレスを感じるお母さんは多いと思います。

特に月齢が浅いと授乳回数が多く、夜泣きや抱っこの頻度も多くなるため、

休みたくても休めない状況で心身ともに疲れが貯まってしまいます。

これらの育児ストレスを発散できる場所もなく、特に1人目のお子さんを持つお母さんは

母親同士のコミュニティーが形成されていないことが多いため、同じ悩みを共有できる仲間がいません。

そのため、「私の育て方が悪いの?」と、お母さんは一人で追い詰められてしまいます。

 

帝王切開術 コンプレックス

普段元気な私も産後は、気持ちが落ち込み事がありました。

私は出産時に産道が開かず、緊急帝王切開術で子供を出産しました。

はじめての開腹手術を赤ちゃんを産む時に経験し、しばらくは手術の痛みで、

歩行もままならない状態でした。

母親教室でできたお友達は、皆さん普通分娩。私だけ、帝王切開術になってしまったことが

なんだか悲しくて、「人と比べる必要はない。無事に子供が産めたのだから」と

自分に言い聞かせたり、しばらくそのことが頭から離れない日々が続きました。

 

母乳神話

帝王切開術後、薬の服用をしていたことや体力的な面から

私は赤ちゃんにミルクを飲ませる様に助産師さんから勧められました。

もちろんずっとミルクと言う意味では無かったと思うのですが、

私が母乳の出が良くなかったので、うちの子は母乳よりもミルクが主流でした。

完全母乳の友人に会うと、母乳の出ない自分に落ち込む時がありました。

出かける前の準備もミルク派は大変で、荷物も多くなります。

何より、赤ちゃんの健康、成長を考えると母乳の方が良いのかなと考えたり。

 

同じ悩み、境遇のママは意外と多い

幼稚園、小学校に進み、徐々にお友達が増えていくと帝王切開術、ミルク派が意外と多い事に驚きました。

そして安心しました。「私だけじゃないのね」と、だいぶ気が楽になったのを今でも覚えています。

娘は小学生ですが、今の所元気にスクスク成長し、母乳だのミルクだの気にする必要が無かったなと

今では、あの時の私の悩みは何だったんだろうと可笑しくさえなります。

 

地域の子育てコミュニティーを利用する

私は仕事のため、なかなか地域のコミュニティーに参加できなかったのですが、

もっと時間を作る工夫をすればよかったなと幼稚園に入園した時に思いました。

そうすれば、もう少し早く同じ悩み、コンプレックスを抱えた仲間に

会えたかもしれないし、有効な子育ての情報を得る事が出来たかもしれないからです。

たくさんの事を一度に無理して行うべきではないけれど、

自分と赤ちゃんが心も体も快適に過ごせる場所を探すことは大切なのかなと思います。

 

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