楽しみ方いろいろ、ハーブの活用方法
化学が目覚ましい発展をみせる現代においても
薬の開発では、植物の薬理効果が模倣されています。
自然に育まれた植物の力は計り知れないのです。
脳や身体へ働きかけにハーブを使用することを植物療法といいます。
植物療法は、ハーブティーだけに留まらず、料理に加えたり
肌に直接塗布するなど、植物個々の薬理効果を気軽に取り入れらえるので、
ぜひ試してみましょう。
≪植物療法≫
◎ハーブティー
最もポピュラーなハーブの摂取方法で、「浸剤」「煎剤」と言います。
有効成分を気軽に取り入れられるので、人気があります。
◎料理
肉や魚の臭みを消すのみならず、ハーブのそのものの風味を好む人が増えてきています。
サラダやソースの材料としてもハーブは使われています。
◎コスメ
植物の有効成分を肌に塗布する事により、肌に潤いを与えます。
ハーブコスメとして有名なのは、若返り水(ハンガリーウォーター)ですね。
昔ハンガリーの年老いた女王様が、ローズマリーで作ったローションを好んで使用して
いたので、その肌はとても若々しく美しく、隣国の若い王子様にプロポーズされたという
エピソードから生まれたハンガリーウォーター。
植物の与えてくれる力を感じますね。
≪ハーブの種類≫
◎リーフ系
馴染みのある葉のハーブ。レモングラス、バジル、ローズマリー、ペパーミントなど。
◎フラワー系
美しい花のハーブ。ローズ、ゼラニウム、カモマイル、ジャスミンなど。
◎ルート系
根部分を用いるハーブ。ごぼう、しょうが、アンジェリカ
◎シード系
ハーブの種子。フェンネル、フラックスシード、バジルシード、フラックスなど。
まずは、一番手軽に試せるハーブティーから始めてみましょう。
私は、毎日ハイビスカスティーを必ず1,2杯飲んでいます。
ハイビスカスティーに期待できる効果はこんな感じ
◎豊富なクエン酸で、疲労回復
クエン酸には、疲労物質である乳酸を排出する作用があります。
なかなか疲れが取れない、肩こりがつらい。その様な症状の方は、
乳酸が溜まっているのかもしれません。
◎むくみ解消
ハイビスカスティーにはビタミンはもちろんカリウムが含まれているので、
強い利尿作用があります。むくみが気になる方は、カリウムの摂取が大切です。
◎風邪予防・美肌
ビタミンA,B、C、ポリフェノールの作用で、風邪予防や肌荒れ解消の効果が期待できます。
◎鉄分補給
鉄分が含まれているので、女性には嬉しいハーブティーです。
ハイビスカスティーは、酸味が強く、元気に活動したい午前中や
疲れが出始める夕方の摂取がお勧めです。
企業 PTA アロマセミナー アロマ講習会