アロマで乗り切る更年期

更年期とは?
閉経前後の約5年間のこと。
閉経の平均年齢が約50歳といわれていますので、おおよそ45歳から55歳の期間と考えらえます。

閉経前後の女性の身体は、卵巣機能の低下に伴い、卵巣のはたらきが衰えてくると、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が少しずつ減少し、自律神経を乱します。そして、不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれるいわゆる「定まらない愁い」が、心や身体に大きな影響を与えるのです。

症状や頻度、度合いは個々に異なりますが、
のぼせ、ほてり、発汗、冷え、しびれ、頻尿、膀胱炎などの身体に現れる症状や
不安、イライラ、不眠、自律神経の乱れなど心に現れる症状を多くの女性が
感じる様になります。

心も体も不調をきたしやすいこの時期には、良質な睡眠や食事のバランスに気をつける事が大切です。とくに大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと科学的構造がよく似ているので、積極的に取りたい食材です。

 

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アロマテラピーで補完療法

精油を嗅ぐとエンドルフィン、セルトリン、アドレナリンなどのホルモン物質が分泌されます。
これらの脳内ホルモンは、幸福感や情緒の安定、鎮静などの効果をもたらします。

そして、精油成分には、免疫系を強化する作用や、血液やリンパ液の流れを円滑にする作用があり、              空気と一緒に取りこまれた精油成分の一部は鼻、気管、気管支、肺の粘膜から、全身に運ばれます。

有効な香りの成分を嗅ぐことで、つらい更年期の症状を緩和することが期待できるのです。

 

つらい更年期の精油選び

ゼラニウムを使いましょう。

ゼラニウムの香りは、バラの精油と方向成分がよく似ているので、
女性にとってなじみやすく、長く付き合っていける香りです。

ゼラニウムは、ホルモンの分泌や自律神経を整えてくれる効果があるので、
更年期の心身の乱れを穏やかにしてくれます。

リビングでのリラックスタイムにアロマディフューザーで香りを楽しんだり、
入浴時に浴室に2,3滴垂らしたりと、日常の中で、何気なく取り入れていくと良いでしょう。

またむくみにも効果があるので、マッサージオイルを作り、むくみが気になる所に
塗布し、撫でさすってあげると良いでしょう。

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